大学生の文庫本の選び方
正しい内容の本とゆーものが定義できない以上,普遍的に正しい本の選び方っていうのは存在しないよね. かと言って「自分的ハズレ本」を掴まされるのは中々怖いものだから,とりあえずは「時間がない」ってことにしておいて本屋に赴かないっていうのは間違った本との付き合い方に分類されると思うのさ.
最近友人が読書欲に目覚めてくれたので,AMAZONじゃなくて街の本屋に大学帰りによく行く. やっぱりグッと見上げてうずたかく積まれた本を眺めるのは具合がいい. 何故かトイレに行きたくなるけどね. あれ何でだろうね. 一説によれば大量の本が持つ情報量が精神的に威圧感を与えるとか. 揮発したインクの成分がそうさせるとかもあったな. 理系としては後者を推しておきたいぞ.
本題だけど,本はテキトーに買うに限る! ジャケ買いでいいよ! よく裏表紙のあらすじ読んで決める場合があるけど,たまにビックリするようなネタバレぶちかましてくる出版社とかあるからそれは俺は勧めない.(゜ω゜` ) あらすじはつまんないけど細部の表現が秀逸な小説家もいるよ. そういう意味でカバー帯とかも俺は嫌いだな… ただ最近本屋がよくやるようになった「ポップ」ってあるじゃない. あの針金みたいなやつで立ててある,いかにも眼鏡の似合う女の人が書きましたって感じの紙. あれはすごくいい. 売り上げを上げることを大目的にしてるからだろうけど,肯定的な推薦の仕方をしてくれるからさ. 朝のニュースとかで本の売り上げランキングとかやると,平気で批判的な推薦をしてくるコメンテーターがいるけど,あれは困る. まだ読んでない本なのに批判なんかされちゃったら,それで頭が固まってしまうじゃない.(´−ω−`) やっぱり朝ニュはめざましテレビくらいが丁度イイぞ!
それでも自分的ハズレ本を掴まされてしまったら? 本棚の最前列にしまえばいいじゃない. 食べ物の好みと一緒で本の好みも年齢で変化していくから,将来読みたくなる可能性は十分あります. 読みたくなるまでそこで発酵させておけば良いのです. それじゃあお金が保ちませんという方はバイトを増やしましょう. その価値はあります. でも,段々とジャケ買い力は上がってくるぜ. 最初は何でもいいと思うよ. みんなと同じがいいなら平積みのでいい. だんだんと読書欲が薄れていくならちょっとえっちなのを選べばいいし,いつまでも中二病が治らないならゲーテのファウストを読めばいいじゃない. ねえ?(´・ω・)y−−oO○
でもなんか無責任と言われそうな気がしてきたので,一冊だけオススメ.(´・ω・):;*。':;
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/04/24
- メディア: 文庫
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では,スバラシイ読書ライフをお祈りしています.(´・ω・`)/