学生実験初週譚
木曜日,スーツで大学に行き,実験後そのまま塾へ向かってみた. 実験がいつ終わるか分かんなかったから,遅刻防止にね.(´・ω・) 初めてスーツ姿を見せた人みんなに「うわあ! 社会人が来た!!」って言われるこの快感.。゚(*゚´∀`゚)゚ノ そういや農学部にスーツ登校すんのってかなり久し振りかも. やってみて初めてわかったんだけど,17時をまわると担当教員の方々が背中を押してくれるので,17:30にはほとんどのグループが実験を切り上げることになるみたい. 「延長最大19時」っていう噂はなんだったのだろーか. それとも担当教官によって変わるのかな?
- 学生実験わるいこと
- 実験書はやっぱり高いくせに参考程度にしかならない!
- レポートは早めからある程度まとめておかないと死ぬ!
- 「正直ダルい. 帰りたい.」と思ってるTAは必ずいるから気をつけろ!
- 実験器具には年代物も! うまく扱ってこそ一人前! ←?
- 学生実験よいこと
- 17:30には終わる! 塾講間に合う!
- レポ形式は自由! やりたいようにやれる!
- 教授陣との位置関係はかなり近い! 聞きたいことはすぐ聞ける!
結局今週は与えられた試料から中性物質を結晶化するに終わった. IR吸収スペクトルをとったところ,どうやら俺の試料はある種の飽和アルコールだということまでは判った.ヘ(゚∀゚ヘ) 前半エバポレーターと分液漏斗に嫌われちぎった俺は結構収率低いかと思ったんだけど,再結晶操作がびっくりするほど上手くいって気持ちよく終わったかな. 溶媒のn-Hexaneを突沸寸前まであっためて即氷に突っ込んだのが良かったらしいw 試験管割れなくて良かったww(ノ∀`) 結晶はあの小さなビンに深さで7mmくらいはとれたかな. 来週あたり機器分析の講義があって,MS-NMRをやって化合物の同定に至る. こういう作業を業界では「ものとり」と呼ぶらしい. 有機化学のレポートだと,よく件の化合物のことを「このもの」って呼んでるよね. 変な日本語だと思ったけど,業界用語由来だったわけか…(´・ω・)