学生実験が本格的に開始

 今日から本格的に学生実験が始まった. 最初の1ヶ月は「有機化合物の取り扱いと合成」をひたすらやる. なんかこれが一番面倒なテーマらしい. 当面はグループ実験と個人実験を並行してやるみたい. グループ実験ではアサガオの未熟な種子からジベレリンをasseyして生物検定する. 個人実験は各人が未知試料を貰って,溶媒分画とか濃縮とか諸々やった後IRスペクトルをとったり,誘導体を作ったりNMRをとったりして最終的に化合物の同定までやる.(´・ω・)
 今日は初回ということもあり溶液分画とかロータリーエバポレーターで濃縮とか. やってること自体は簡単だったんだけど,エバポレートに使う湯浴が壊れてて一向に温度が上がらない. ホントは40℃にしたかったんだけど,40℃設定にしても40℃まで上がってくれないから仕方なく60℃設定とかにして様子を見ることに. 供洗いのし過ぎで溶媒量が多かったこともあり,突沸を防ぐためほとんどつきっきりでエバポ君を観察する羽目になってしまった. ほんとは1人で十分な作業なんだけど,1人置いて個人実験やるわけにいかないから班4人全員でエバポ君を眺める.(-_-) お陰でウチの班は個人実験を始めるのがほぼ最後になって,初日から基準タイム超過. 「実験ナンバー前半は早いのに,この班から後ろは遅い. この班が何かを止めてるようだ.」的なことを准教に言われてしまう. 目上の人間に陰口的に言われてちょっとショックだったけど,確かに周りの班を観察しながらスピードを調節するのが普通だろうから,准教の説は意外に正しいと言うほかない.;y=ー( ゚д゚)д゚)д゚)д゚)・∵. ターン ←班メンバー