乙一&伊坂幸太郎

 乙一の作品は読みやすい. もはや書籍でありながらおやつ感覚. 「つまらん講義だなあ. この時間で乙一が300gは読めるよ(# ゚Д゚)」なんてね. 別に乙一ファンってわけじゃないんだけどね. 「この参考書,こんな薄いのに4980円!? うまい棒498本買えるじゃねえか!!」って言いつつも別にうまい棒が食いたいわけではないのと似てるよね.'`,、('∀`) '`,、

ZOO 1 (集英社文庫)

ZOO 1 (集英社文庫)

ZOO 2 (集英社文庫)

ZOO 2 (集英社文庫)

 今読んでるのは「ZOO」. ハードカバーで出版されたのが文庫化されて1と2に分かれた. 短編集になってて上下巻ではないので,片方だけでも読める.
 乙一は生徒つながりで読み始めた作家の1人だけど,一般的にはどの程度評価された人なのだろう? 16歳でデビューしてるし,このZOOに収録されてる作品も5作品が映画化されてるし,そこらの作家とは全くベクトルの違う人なのはよくわかる. ただ作風が現代的というか,悪く言ってしまえば腐れプリン脳でも読める平易さで構成されているので,権威主義的な人には評価されないのかもしれない. かく言う俺もひょっとしたらその1人なのかも. 世間的には02年の「GOTH」でライトノベル作家の域は飛び出したことになっているらしいけど,こびりついたイメージは消えない. もちろん,そのイメージが作風と合っているからこその今の評価なのだけれど. そういえば「失踪HOLIDAY」も,スニーカー文庫なんだよなあ. あの表紙さえなんとかなれば,本棚に並べてもいい(´-`)(なんという傲慢ぶり).
重力ピエロ

重力ピエロ

 伊坂幸太郎の「重力ピエロ」. まだ買ってもいないけど,次はこれを読むと決めてる. 来年あたり映画化するらしい. 小説版と違って,映画版は主人公が生命科学系の大学院生なんだとか. その辺の監修的なことをうちの教授がやったんだってさ. なんか映画も観たくなってきてしまったw( ・д・)v-..o.oo.o○.o゚:゚○:。:o